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大木伐採と抜根

今回はあまり施行することのないクラスの大木抜根についてご紹介します。
公共工事や業者様相手ではなく、個人様からのご依頼ではなかなか出てこないかと思います。
個人様からのご依頼の大木処理となると大抵は家に接していたりすることが多く、
根を抜くと家の基礎に影響が出る可能性があるため、伐採だけで終わるケースがほとんどです。
しかし今回の現場は周囲に何もない広々とした野原ですので根の処理まで施行させていただくことになりました。
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幹の直径は約1メートル樹高は13〜14メートルというところでしょうか。
木はおおきくてもこのようなケースの伐採料金は想像以上にお安く感じると思います。
とにかくどこからでも切り倒せて終了ですので。
今回の場合は伐採に関してはあまり心配していませんでした。
問題は根の処理です。
使用したバックホーは0.08(コンマゼロハチ)です。会社によっては0.1(コンマイチ)とも呼ぶそうです。
※このブログは個人のお客様も見ていますので説明しますが、コンマゼロハチとはバックホーのバケットに0.08立方メートルの土を積める機械のサイズですよ、という意味です。この機械で重さが約2トンあります。

このクラスの根の処理にはもう少し大きめのバックホーをお勧めしますが、今回は他の現場を回す諸事情もありこのサイズです。
普段からこのクラスの工事を頻繁にしているわけではないので、どうやって根を掘ろうかあれこれと案を考えると前日の晩はよく眠れませんでした。
そこで考えたのがある程度の高さで幹を残し、上部にワイヤーをかけてチルホールで引き倒すという方法です。
もちろん根は切断しながらユンボで周囲をグルリと掘り取ります。
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もしこれで幹を地際から切っているならバックホーの力だけで根を掘り起こすしかなく、もちろんこの機械では難しいです。
幸い2トンダンプが現場の近くまで入ったのでチルホールはダンプのフックに引っ掛けることができました。
牽引力1.6トンのチルホールには耐えられます。
あとはチルで引きユンボで押しを呼吸を合わせながら繰り返すだけです。
どちらか一方が急に放してしまうと非常に危険なため作業はゆっくりと進んでいきます。
これで上がらなかったら別の方法を探さなくてはなりません。
直根(根が幹の真下に伸びていること)がなかったので、今回は割と素直に倒れてくれました。
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この一株が非常に大きく、写真で見えている根の高さが約2.5メートルほどはあります。この大きさでは非常に重いため根の周りの土を落としてはチェンソーで切り、バックホーで引きずり上げれるほどの大きさに処理しなければなりません。
チェンソーの刃に土が当たると刃の切れ味が劣るので何度も何度も研ぎながらなんとか根を切断することができました。
次の日から雨も降るということもあり、根株を上げて土を埋め戻して、一旦作業終了です。
天気になったら根株と幹の搬出が待っています。

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数年放置した松の剪定

松は地域によっては年に2回手入れをすることがあります。

北海道のような北国では年に1回透かし剪定をして雪が積もりすぎないようにしますが、九州のような温暖な地域では梅雨時期に芽切りという作業を行い、冬季に古葉落としという作業を行うのが主になります。

九州でも年に1回の松の剪定でも形は保つことができますが、それ以上の期間を空けてしまうと、樹形の維持が難しくなってきます。日光不足による枝枯れや風が通らないことによる虫害、枝が太くなりすぎるなどの理由からです。

こちらの松は2年手入れが出来なかった状況で初めて剪定に入らせていただきました。

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ご覧のように鬱蒼と茂っています。

ここまでなると枝先だけを切って整えるだけでは不十分です。

枝と枝とが交差して絡み合っていますし、立ち枝も太くなって樹形を乱していますので枝抜きをしなくてはいけません。注意しなくてはならないのが、枝を落とすことをためらうあまり細い枝から切っていくという失敗をしてしまうことです。悪い枝は大抵太い枝にあります。細い枝を良い枝に仕立てて世代交代を図るには太い枝→細い枝の順番で剪定しなくてはなりません。(全く技術のない人はそれを分からないので技術のない人に太い枝から切らせるとそれはそれは悲惨なものになります)

上の写真の松は剪定するとこのようになります。

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もちろん枝抜きだけではなく古葉落としや透かし剪定も取り入れています。

下から見上げた松の枝ぶりを見ていただくと分かりますが松の枝は稲妻の形や亀甲の模様を参考にすると良いと言われています。

松の手入れは難しいと言われますが、枝を落とすべき優先順位や透かしの基本を学べば大丈夫です。しかし重ね重ね申しますが、そのような原理を分かっていない人に頼むと取り返しのつかないことになります。

 

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大木移植

こんにちは。
寒い冬からやっと抜け出しそうな今日この頃です。
今年の冬も雪が多くなかなか作業が進みませんでした。

最近施工させていただいた大木移植の写真を掲載します。
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樹上の職人から木の大きさが想像できると思います。
重量は約3トンの紅葉。
2年ぶりの大木移植の作業でしたが,
元請さんや協力業者さんの加勢・知恵もお借りし安全のうちに作業終了できました。
このぐらいの木の移植は頻繁にあるものではありません。
機会を与えてくださったお客様にも心から感謝いたします。

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造園業者の資格や実績について

今日は「造園業者の資格や実績」という観点で造園業者の選び方をまとめてみようと思います。

あくまでも私の目から見た個人的な意見ですので「へぇ~」という程度に読んでください(笑)

まずどこに自分の庭を頼もうかな?と思ったときに…

仕上がりは結局は完成してからでなければは分かりませんので「実績」を考慮するとよいかもしれません。

年数がたっていれば良い業者かというとそうでもなく

自分好み・感性に合う作品をこなしたことがあるかどうかということです。

創業60年でも頼みたい工事の実績が数件しかなく,しかもすべて下請け任せなのか

創業5年で自社施工の工事を何十件もこなしてきたのかどちらが信用できるかは明白です。

また普段から頼んでいる仕事をきちんときれいにこなしているかも見るべきです。

剪定のような軽微な工事でもゴミを残さずきれいに片づけるとか

クレームをつけたときに誠実に対応してくれる等々しっかりしていると(これもまた「実績」です)

大きな工事も仮にやったことがなくても多分きれいにしてくれると思います。

 

実績については以上までとし以下「資格」について書いてみます。

この業界に携わってメジャーな資格だなと感じるのが

①造園技能士(厚生労働省管轄)②造園施工管理技士(国土交通省管轄)という国家資格です。

いずれも1級・2級があり,造園業の経験年数が必要となる資格です。

つまりどんなに創業間もない人でもこの資格を取得している人は実績があるという公の証明となるわけです。

私のイメージですが①は実作業系②は現場管理や段取り系というイメージです。

①は費用と時間の観点から今は持っていません。でも時が来たら取得したいです。

②は持っています。難易度は易しいと言われますがきちんと勉強しないと取れませんでした。

もし上記のような資格保持者がいる業者であれば安心です。

仮に資格保持者がいなくても例外があります。

頼みたい業者が「建設業許可」を持っていることです。

この許可を取得する条件の中に

許可を受けようとする者が法人である場合には常勤の役員のうちの1人が,個人である場合には本人または支配人のうちの1人が許可を受けようとする建設業に関し,5年以上経営業務の管理責任者としての経験を有していること。また営業所ごとに許可を受けようとする建設業に関して,一定の資格または経験を有した者(専任技術者)を設置すること。(抜粋)

となっています。

つまり建設業を取得している業者は国家資格を有している人がいなくても,

「経験や実績がありますよ!」と国がお墨付きを与えていることになります。ですからこのような業者も安心です。

国家資格保持者+建設業許可取得業者であればwの安心です。

(ちなみに自宅の庭工事で500万円以上かけたい人は建設業許可業者に依頼してください。そういう決まりです。)

だいたいこのくらいのクラスになると国や市町村・ゼネコンの工事を行える業者になります。

工事金額が高いと思えてもこのクラスに頼めば間違いはないと思います。

 

上には上があります。

「樹木医」という資格です。

今でこそ民間資格ですが国がバックについている民間資格です。

HPなどで調べれば分かりますがこの資格は本当に勉強しないと取れないと思います。

しかも費用と時間がかかります。

試験を受けるための試験を受けて合格した者だけが日本でたったの一か所 関東での講習を二週間うけてかつ試験を突破しないと「樹木医」を名乗ることができません。

しかも移動宿泊費は受験者もちでかつ二週間仕事ができません。

生半可な気持ちでは受験すらしようと思わないでしょう。

関東圏に住んでいる人であれば自宅から講習に通えるので良いかもしれませんが福岡県のように泊まり込みで受講しないといけない人にとってはかなりハードルの高い資格です。一発合格する保証はないのですから。

業界トップクラスで同業者からも一目を置かれるのが

一級造園施工管理技士+一級造園技能士+樹木医+建設業許可でしょう。

このような業者に見積もりを依頼した場合,相見積もりを取る必要はあまりないでしょう。

ここまでたくさん資格と実績を持つ業者はそう多くないからです。

「むこうの言い値でやってもらおう」ぐらいの気持ちで大きく構える方が良いかもしれません。

 

以上参考になるかはわからない(笑)「資格と実績について」でした。

頼みたい工事や予算を考えて依頼する業者を選択してみてください。

 

 

 

 

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高木伐採

自宅の裏山の木が台風の時に心配,庭木が電線に引っかかっている,落ち葉がたくさんで近所の方に迷惑をかけている,日照が十分入らずに困っている。

こんなことが理由でたいていの方が木を伐採されます。

私どももこんな悩みで依頼されるとなんとか解決してあげたいとは思いますが

やはり金額の問題が両者の悩みとなります。

伐採とくに高木や大木は危険が伴うため業者サイドとしても

「早く終わらせたい」というよりは「慎重に,安全に」という思いが一層強くなります。

ですので金額的に余裕を持った見積もりとなります。

公共工事の職人単価を見ても危険な作業を伴う職人の単価は高くなっていますので安請けはできません。

もう少し踏み込んだ話をします。

例えばクレーン車で枝や幹を吊り下げて木を切っていく場合。

「10tラフター 料金」でネット検索をすると約50,000円/日 費用が発生することが分かります。

一日の作業では最低でも職人は2~3人はかかりますし,高所作業車という機械を入れる場合もあります。

ゴミ処理費・チェンソー等機械損料…けっこう業者もお金が出ていきます。

そして予定より1日早く終わることもあれば遅く終わることもあります。

そう考えると5万円安い高いはお客様にとっては(私も客の立場なら)非常に大きいですが

業者にとっては誤差としか思えなくなってしまうのが実情です。

でもそんな中でも機材や道具の選定,企業努力などで適正価格を出そうとしています。

 

相見積をお考えの方は金額だけでなくきちんと資格を持っている人かも確かめると良いです。

少なくとも高所作業車・チェンソー取り扱い・玉掛という資格は必要だと思います。

資格者は有資格証を必ず携帯していますので一度見せてもらうのもよいかもしれません。

 

以上,高木大木伐採についていろいろ書かせていただきましたが

見積もりの時の参考にしてみてください。

 

 

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雑草対策

いよいよ雑草がたくさん生えてくる季節がやってきました。

今日ホームセンターに行くと防草シートコーナーができていていかにみなさん関心をもたれているかが分かります。

防草シートはあまり効果がないと思っていらっしゃる方もいるようですが

もしかすると材料の選定や施工方法を一工夫すると満足のいく仕上がりになるのではないかと思います。

それで今回は防草シートを張るこつを書いてみたいと思います。

まず手始めにすることはシートを張る場所の除草です。

特にカヤとササ類がある場合は極力除根したほうがいいと思います。

もし安い素材の防草シートを使用すると突き破って出てきてしまいます。

除草が終わったら植木やその他の植物に影響がない場合,根から吸収するタイプの除草剤を使用するとより効果的です。

二番目にすることは残土処分と整地です。

多分これが一番の重労働で自分でされる場合は手を抜きたくなる作業だと思います。

特にこれといって施工場所に桝がない場合は平らに整地するだけでいいのですが,

桝がある場合残土を処分しないと桝の周囲に急なこう配がついてしまい,

見た目の悪さや歩きづらさという問題が生じてしまいます。

またあまりにも整地がされていないと防草シートが上手く張れずに隙間ができてしまうこともあります。

残土の発生量ですが,例えば3㎝の厚さで30㎡(10m×3m)砂利を敷こうとする場合

30(㎡)×0.03(m)=0.9(㎥)もの量の土が出ます。

それをほぐすとだいたい1.1(㎥)くらいです。(2トンダンプに軽く一杯位と考えて下さい)

3番目にすることはシート張りです。

できれば下地の土を転圧して固めておくとよいでしょう。

シートの選定ですがおすすめはデュポン社製のザバーン240という製品です。

値段差は安いシートの4倍差位ですが,コスパは4倍以上優にあります。

例えば,「亡くなった両親の家を処分するまでの間数年間持つだけでよい」などの理由であれば

安いシートを使用するほうが良い場合もあります。

ですが,長らく自分が住むことを目的として家周りに防草シートを施工することをお考えの方は

少々高く感じてもデュポン社製のザバーン240を使用するほうが良いのではないかと思います。

ちなみにピンは刺したほうが良いかといえば良いのですが

上に砂利を敷く場合であれば砂利の重みでシートが飛ぶことはまずないので

仮止め程度に考えておけばよいかと思います。

4番目はいよいよ砂利敷です。

砂利はたくさん種類があるので家の外観や周囲になじむようなものを選択できます。

少し費用を押さえたい場合は砂利を業者さんに自宅まで運搬してもらうという方法があります。

砂利はきっとイメージしている量よりもたくさん使用すると思います。

薄く敷くと下地のシートが見えて見栄えが悪くなったり,直射日光がシートに当たり早く劣化してしまうため

厚く敷いてあげるのがポイントです。

予算が限られている場合は業者さんにダンプで運搬したもらうのも一つの方法です。

もちろん種類はホームセンターみたいにたくさんは選べませんが

費用はかなり抑えることができます。

 

いくつかのポイントを書いてみましたが

まずは一つ一つの工程を面倒くさがらずに地道にコツコツとするとうまく仕上がります。(笑)

雑草が伸びきってしまってからの作業はとても厄介ですから

この時期に雑草対策として防草シートを考えてみませんか?

当店では防草シート張り工事を高品質・低価格で請け負っていますので是非この機会に検討なさってください。

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