月別: 2014年7月

庭の目的

人はなぜ自分の家に木を植えるのでしょうか?
こんなことを考えてみたことはありますか?
最近の人は家を建てても木を植えなくなってきていますが
一昔前までは家を建てると必ず庭を作っていました。
もしかするとそれは近所の人が必ずといっていいほどそうしていたので自分の家も!
と考えたのかもしれません
もしそんな感覚で庭を作ったのであれば次第に手入れがおろそかになり
庭木も弱り果てて枯れていき終いには「切ってしまえ!」となったことでしょう。

木は生き物なので犬や猫と一緒です。
餌をあげないと死んでしまうし、愛情をかけてあげないと弱り果てていきます。
外溝のフェンスやブロックと一緒ではないのです。

かつて時代を生き抜いてきた成功者や権力者は必ずといっていいほどしてきたことがあります。
それは庭を作ることです。
日本にも数多く残る有名な庭園が存在します。
成功者や権力者は必ず自然を身近な環境の中に取り入れ
それをすぐに眺めたり触れたりできるようにしていたのかもしれません。
これは日本に限ったことではありません。
古代七不思議の一つと言われる空中庭園などはその良い例です。
また多くの国の重要建築物には必ずと言っていいほど立派な庭園がセットで作られています。
また外国のハリウッドスターの家なんかは広い芝生に大きな木が植えられています。

現在でもそして日本でもそれは同じで立派な豪邸には必ず立派な庭園が存在します。
家は立派だけど庭がないという豪邸は存在しません。
多くの人は庭を成功やステータスの尺度の一つとして認識しているのです。
なぜかというと
生きるのに不必要なものにどれだけ資力を投じることができるかが如実に表れるからです。

ここで私はそのような生き方を勧めていたり
また立派な家や庭がない人が成功者ではないと言っているのではありません。
(成功の尺度は人それぞれですし,資産=幸福というわけではないはずです)
庭の目的をそのように認識している人を相手に仕事をする以上
仕事をする側もそういう感覚を持つ方に合わせて仕事をしていく必要があるのではないかということです。
大げさにする必要もありませんが普通にまじめにコツコツと取り組んで行く必要があると思います。

もし皆さんが初めて入るお寿司屋さん(回らない)に外食に行くとした場合何を基準に選びますか?
-私は圧倒的に回る寿司屋さんが多いですが笑-
口コミはもちろん外見も重要な要素だと思います。
食事の本来の目的は栄養やおいしさにあると思うのですが
もし趣のある佇まいで凛とした雰囲気を醸し出す外見であれば惹かれるはずです。
本来の目的である味(舌で感じる味覚)に不必要なもの(視覚や聴覚その他のセンス)に
どれだけ資力を投じることができるか=その店の腕前
と感じるからだと思います。

事業を経営されていたり社会的に大きな信用を持つ方の手腕や裁量は
会ってすぐにはよく分からないかもしれません。
それでもその方の会社や自宅の庭や調度品がきれいに維持され飾られていたりすると
仕事をする上で必ずといっていいほど必要ではないもの(庭や調度品)に
どれだけ資力を投じることができるか=その方や会社の能力や手腕
と多くの人は考え信用するのではないでしょうか?

庭木を剪定したり庭を造ったりする仕事は
お客さんの信用や株を高めるような仕事だと思います。

北九州の造園・庭園管理・エクステリア工事は サンコーグリーン